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バブル崩壊の後に、

アメリカの9・11、SARS感染、

リーマンショック、東日本大震災、熊本地震など

経済に大きな打撃を与える様々な出来事が起きま

した。

そして、今回の新型コロナですが、、、

さながら、昨年秋に吹き荒れた、大型の台風と

いった様相です。

天草でも感染者が発生すると、人々は台風の時と

同じ行動に出るはずです。そうなると、観光業や

店舗ビジネスは一気に苦境に立たされます。

しかし、想像はできても、どうなるかなんて誰にも

予想できません。

台風なら、事前に準備することができますが、感染

に対しての準備なんて、どうすればいいのか見当も

つきません。

やがて台風は過ぎ去る

これから、人々が大騒ぎして、じっと家に閉じ

こもったとしても、どうすることも出来ません。

とはいえ、新型コロナも終息宣言が出されれば、

景気は回復に向かいます。

過去の事例を挙げると、

「SARSが発生した2003年、世界の航空座席供給量

は落ち込んだが、2004年の成長率は過去5年の平均

成長率2.5%を上回る7.4%に、2005年も4.8%に伸びた。

その後も2007年までSARS発生以前の予測を上回った。」

(トラベルボイスより引用)

といった、景気反動が起きるかもしれません。

しかし、どうなるかは神のみぞ知る。

これも、予測不可能なことです。

不確実性が人を不合理な決定へと駆り立てる

台風に立ち向かう人がいないように、あなたも

そうすべきではありません。

家の中で、じっと耐え忍ぶことが懸命です。

なぜならば、

「人間は、不確実なことがあると、それが何の関係も

ないものでも、判断停止に陥る可能性がある」

と、心理学で教えているからです。

もし、今後、新型コロナが天草で吹き荒れたとしても、

すぐに新しい行動を起こさないことです。

では、何もしないのか?

そのまま、手をこまねいていていいのか?

というと、そうではありません!

台風一過で、景気が反動することを信じて、準備

するのです。

暇になって、時間ができたときこそ、普段では考えない

ことを考えましょう。

あなたのビジネスの優先順位は何か?

あなたのビジネスの核となってるものは何か?

ビジネスの目的は何か?

そして、まず何をするのか?

といった、ビジネスの優先順位を決定しましょう。

そして、台風が過ぎ去ったら、一気にビジネスを加速

させるのです。

大きな台風が来ようとしています。

あなたはどんな準備をしますか?


釜崎博之



ダイヤモンド・プリンセス号に軟禁されてる

乗客の方、同情します。

クルーズ船での優雅な旅行が、まさか、

こんなことになろうとは、思いもしなかった

でしょうね。

ところで、あなたが旅行に行きたいと思った

ら、まず何をしますか?

「目的地」を決める。

ですよね?(クルーズ船の乗客は違ったかも

しれませんが、、、)

次に、車で行くか?新幹線で行くか?飛行機

で行くか?など、目的地にたどり着く手段の

選択をするはずです。

もちろん、例外はあるでしょうが、ほとんど

の人は、決定する順番を間違いません。

しかし、マーケティングにおいては、順番を

間違ってしまう人が後を絶ちません!

マーケティングの始まりは誰に売るか?から

ビジネスの起点は、常に「人」です。

したがって、マーケティングの始まりは、

誰に売るか?誰を顧客にしたいのか?

を決めることです。

そうでなければ、商品を売るためのメッセージ

がぼやけてしまいます。

たとえば、甘いものが苦手な人に、

「おいしいケーキです」

というメッセージは刺さるでしょうか?

こんなメッセージでは、甘いものが苦手な人

にかかわらず、どんな人にとっても刺さる

ことはないでしょう。

誰に売るか?が決まっていないと、上記の

メッセージのように、誰でもいいから買って

というようなメッセージが出来上がってしま

い響きません。結果、誰にも売れないという

ことが起きてしまいます。

売る秘訣は、誰に売るか?を決めること

商品・サービスを売るためには、メッセージ

が必要です。そして、そのメッセージを響く

ものにしなければ、売れません。

では、響くメッセージにするには?

誰に売るか?を決めることです。

あなたのビジネスでは、

「誰に売るか?」決まっていますか?

誰もが知っている、偉大な野球選手。

昨年、惜しまれつつも引退しました。

イチロー選手が築き上げたものは、数えきれ

ないほど多くのものでした。

Wikipediaで見ても、多くのことが書かれて

ます。また、多くのメディアで取り上げられ

たり、関連の書籍もたくさん出版されています。

野球に興味がなくても、イチロー選手について

は知ってるという人も多いはずです。

これほどの有名人ですから、好き嫌いについて

は賛否が分かれるところでしょう。

しかし、彼が作り上げた、偉大な「あること」

については、誰もが認めるものです。

その、「あること」とは?

習慣の力

です。

知ってる人も多いと思いますが、

彼は、現役時代、シーズン中は毎日同じ

行動を繰り返していたそうです。

起床時間、食べ物、練習内容、など、

自身で定めた目標を、達成するための行動

を考え、実行し続けました。

結果、華々しい記録を残したのです。

習慣の力について本当に理解している人は少ない

人間の一生は、習慣でつくられている。

このことに異論のある人はいないはずです。

良い習慣・悪い習慣、どちらにしても、

習慣化されると行動は繰り返されます。

止めることが、困難になるのです。

そのため、何を習慣にするのかについては、

よく吟味することが重要です。

良い習慣が身につけばいいのですが、

悪い習慣が身につくと、取り返しがつかない

ことにもなりかねません。

しかし、困ったことに、良い習慣を身に

つけるのは大変。

反対に、悪い習慣は簡単に身につきます。

なぜ、こんなことになるのか?

人は苦痛を逃れ、快楽を求める

それは、人が快楽を求めるようにできて

いるからです。

良い習慣=苦しいこと

悪い習慣=気持ちいいこと

と定義すると、悪い習慣が簡単に身につく

のは、当然のことと言えます。

芸能人の違法薬物や不倫問題。

過食が原因のメタボ、パチンコのギャンブル

依存症などの問題は、悪い習慣が原因です。

成功=苦しいこと?

世の中の成功者が、こんなにも少ないのは、

成功が苦しいことからなのかもしれません。

イチロー選手が尊敬されるのは、良い習慣

を身につけ、誰もが望む結果を手にしたから

です。

「良い習慣の力」を証明した人の一人です。

人生における「成功」は人それぞれですが、

目標を設定して、行動を繰り返し、達成する

ために努力することは共通しています。

目標達成のために、習慣の力を使うのです。

ダンケネディいわく、

「人々の大多数は、どうにかして失敗する

方法を見つける」

そうならないように、

あなたは、何を習慣にしますか?


天草市が発表した、2040年の天草市の人口予測

は、51,723人。

その内、15才から64才までの生産年齢人口は、

実に22,000人と、驚くべき数字です。

この人数は、現在の生産年齢人口の60%です。

あなたのビジネスへの影響を単純に考えてみると、

現在の売上の40%が消えて無くなるということ

です。(客単価は現状維持として)

たったの20年で、市場は急速に縮小する

この人口予測を取り上げたのは、あなたを恐怖に

おとしいれるためではありません。

毎日、忙しく働いていると気づきにくい、重要な

問題を再確認してもらいたかったからです。

日本全体の人口減少のスピードよりも、急速に

人口減少が進む「天草」。

今後、どのようにしてビジネスを継続していくか

を考えることは、従業員や家族を守る社長にとって

何よりも重要なことです。

生き残りのカギは「リピート」

人口増加がトレンドのときは、新規客にリピート

してもらおうとは、本気で考えてませんでした。

勝手にお客さんは増えていったからです。

でも、人口減少がトレンドの現在は、そうなり

ません。1人のお客さんに、何度も何度もリピート

してもらわなければ、客数は減りつづけるだけ、

当然、売上は下がりつづけます。

どうすればリピートしてもらえるのか?

本気で考えないと、売上は確実に減少します。

もっと既存客とつながろう

あなたは既存客に連絡してますか?

新商品の情報やキャンペーンの告知、それだけじゃ

なく、感謝を伝えていますか?

既存客の頭の中を、いつもあなたのビジネスで

いっぱいにすることができれば、忘れられることは

なくなります。

マーケティングとは情報発信です。

あなたの商品・サービスがどんなに良くても、

知られなければ無いのと一緒だから、、、


釜崎博之

「ゆきずりの恋」

すごく甘美な響きの言葉です。

ひょっとすると、経験がある人も、、、?

関係性を築かないことを前提としている

ため、気軽な行為です。

しかし、この恋は「偶発的」なもの。

ゆきずりを求めて、夜な夜な出かけても

目的が叶わないことが多いでしょう。

反対に、長期の関係性を築くことを前提

としたら、どうなるか?

相手の名前や住んでるところ、どんな仕事

をしてるのか?好きな食べ物は?

などなど、お互いに自己開示して、理解

を深めようとします。

もちろん、お互いの連絡先を交換します

ので、その場限りではなく、ずっと繋がり

を持つことができます。

あなたのビジネスはゆきずりの恋になっていませんか?

現在、多くのビジネスは「売り切り」型に

なっています。

買ってもらうまでは、あの手この手と売り

こんで、買ってもらったら、次の買ってくれ

そうな人を探しに行く。

まるで、繁華街のナンパ師のようです。

目的を達成したら、次の獲物へ

目的は「売る」こと。

そのために、いつも新規、新規。

一度売ったお客との関係性は二の次、

三の次です。

それゆえに、いつまでも売上は安定しません。

ビジネスとは、顧客を獲得し、顧客を維持すること

一度関係ができたお客と、連絡をとりましょう。

何度も何度も、連絡をとり続けましょう。

お客からフィードバックをもらいましょう。

そして、そのフィードバックにこたえて、改善

しましょう。改善したことを、また、お客に

連絡しましょう。

この繰り返しで、お客との関係性は深まり、

あなたの商品・サービスも改善されます。

そうすることで、ビジネスは安定します。

お客のエンゲージメントを高めるために、

あなたは何からはじめますか?







こんにちは。

ダイレクトマーケティングカレッジの釜崎博之です。


いきなりですが、質問です!

あなたは、ダイエットのために、ジョギングをする

ことを決めました。

さて、あなたはどっちのタイプですか?


A  ジョギングシューズや、ウェアを買いそろえて、走る

 コースも入念に計画してから始める

B  とりあえず、手持ちの靴と服で、家の近所をすぐに走り

  出す


どちらが良いとか悪いという話ではありません。

しかし、圧倒的に「B」の方がジョギングを始めるのが

早いということです。

下手すると、三日坊主で終わるかもしれないことに、

時間とお金をかけて入念に準備しても無駄に終わる

可能性があります。

それよりも、さっさと始めてみる。

そして、続きそうだったら、お金をかけて充実させていく。


これって、ビジネスも同じことです。

あーでもないこーでもない、と商品開発に時間をかけて、

いざ売り出してみたら、ちっとも売れない。

こんな経験ありませんか?


日本の会社で、3000億円の売上があるミスミという会社の

元CEOだった三枝匡さんが、企業の本質は3つだと言って

います。


  創る→作る→売る


頭の中で創って、実際に作って、作った商品を売る。

これを繰り返し行うことがビジネスだと。

頭の中で創ったら、まず売ってみる。

そして、売れたら急いで作る。

万が一、1つも売れなければ、作る必要は無くなるので、

時間とお金は無駄になりません。

単純化しすぎと思われるかもしれませんが、

モノ余りの現代では、これくらいのスピード感がないと

売れる商品は作れません。


どんなに、自分が良い商品だと思って作った商品も、

売れなければ何の意味もありませんよね。


だから、ダン・ケネディはこう言います。

「いいから黙って、さっさと売れ」


PS. ちなみに私の答えは「A」です(苦笑)

  わかっていても、格好から入る性分なんですよね〜!

  反省しています。

こんにちは。

ダイレクトマーケティングカレッジの釜崎博之です。


昔、私が会社員になって、最初に教えられたことは、

「会社は利益を追求するところだ」

というフレーズでした。


会社の目的は利益を上げること。

ほとんどの社長や上司に、ことあるごとに聞かされました。

そして、それが当たり前だと思ってました。

写真の人物に出会うまでは、、、


「マネジメントの父」と呼ばれる

ピーター・F・ドラッカーの「マネジメント」という本の

中には、こう書かれています。


“企業の目的の定義は一つしかない。それは顧客の創造である”


そして、こう続いています。

「利益は、企業活動や企業の意思決定にとって、原因や

理由や根拠ではなく、その妥当性の判定基準となるものである」

利益は企業の目的ではなく、「条件」だと言っています。

そもそも、利益がなければ会社は活動を続けていくことが

できません。だから、利益を出すのは当たりまえです。

いま思えば、当たりまえのことを、真理のように教え

られていました。


企業家的な二つの機能


ドラッカー によると、会社の目的は顧客を創造すること。

では、そのために何をするのか?

引きつづき、「マネジメント」の中から引用すると、


「企業は二つの、ただ二つだけの企業家的な機能をもつ。

 それがマーケティングとイノベーションである。

 マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。

 他のものはすべてコストである」


ここに出てくる機能とは、「能力」と置き換えられます。

すなわち、会社はマーケティングとイノベーションを行い、

顧客の創造という成果を出すことが目的といえます。


社長の仕事はマーケティング


前にも書いたように、社長の仕事はマーケティングです。

「いやいや、他にもたくさんあるよ」

こういう反論も聞こえてきそうです。

理解はできますが、正当化することはできません。

なぜなら、顧客からしか売上は生まれないからです。


社長は、マーケティングに取り組む時間をつくり、

顧客の創造に全力をつくす必要があるのです。


ダイレクトマーケティングカレッジの

釜崎博之です。

私が、ダイレクト・レスポンス・マーケティングと

出会って15年ほどになります。

これまで多くの本や、セミナーで知識を学び、実践

してきました。

昔は、マーケティングに関する情報は、本当に

少なく、まさに試行錯誤の連続でした。

しかし、、、

「15年前にもこんな本があれば良かったのに」

そんな、不毛な感想をもらしてしまった本。

おすすめです!

“社長の仕事はマーケティング”

こう言ったのは、アメリカのダイレクト・レスポンス・

マーケティングのレジェンド「ダン・ケネディ」です。

『ダイレクトマーケティングカレッジ』は、

売上UPに直結するマーケティング の知識を学び、

即実践して成果を出す、「超実践型」のビジネス

スクールです。

小さな会社の多くの問題は、マーケティング で解決し

ます。